こんにちは、ハウスドクターです。

早いもので一年の半分が過ぎ、気づけばもう梅雨の季節となりました。

『　五月雨の　晴れ間に出でて　眺むれば

                                                                               青田涼しく　風わたるなり　』

と詠んだのは かの良寛ですが、梅雨の晴れ間に吹きぬける青々とした涼しい風に、夏の気配を感じさせる素敵な歌ですよね。

しかしながら昔の夏と比べますと現代は猛暑が多く、はげしいイメージでございます・・・はてさて、今年の夏はどうなるんでしょうか？！（猛暑の予想は当たってほしくないですね。懇願）

さて、夏を迎えるにあたり、

「網戸自体を新しくしたい」または「網だけを張り替えたい」

という方も多いかと思います。

そこで　今回は「網戸」にスポットをあててみました★

網戸にもさまざまなタイプがあり、フレームの形でおおまかに分けると次の４種があげられます。

　● パネル式（引違い）網戸　—  もっとも一般的なタイプ

　● ロール式網戸  —   フレームごと丸洗い・網だけ外して洗うことも可　

　※ただしコツが必要

     ● 固定式網戸　—　掃除の際の取付・取外しは室内から

     ● アコーディオン（プリーツ）網戸    —    玄関ドア・勝手口・テラスド アなどに取付ける

～　皆さまのお部屋の窓・網戸はどんな形でしょうか？

というわけでございまして、「これ★グー」Vol .３では、

網戸やネット（網）選びなどについて、

AGC硝子建材（株）住宅営業部の京屋さんにお話を伺いました★

　Q :　 網戸をまるっと買い替えた方がよいのか、網だけを張り替えるべきか、迷ったときは、どこで判断すればよいのでしょうか？

　A :　戸車の走りがひとつの目安だと思います。戸車の軸は鉄製なんですが、錆びて劣化してくると走りがわるくなるので、その場合はフレームごと買い替えた方がいいと思います。

　Q :　網戸を選ぶときのポイントは何でしょうか？

 　A :　小さなことなんですが、フレームに「外れ止め」が付いているかどうかを確認した方がよいかもしれません。台風や強風時に「網戸が飛んでいってしまった」という例は少なくないので、外れ止めというストッパーがあれば心強いですよね。

　Q :　 具体的にオススメの商品を教えていただけますか？

　A：　LIXILさんで昨年出たばかりの『 リフォーム網戸 』ですね。サイズが豊富なので、いまお家に付いている網戸が他社さんのものであっても、フレーム買い替えに対応できます。網のみの交換もOKですよ。

　Q : それは便利ですね！

　網といえば、今はいろいろな種類があるようですが・・・

　A：『 リフォーム網戸 』で申し上げますと、

　　　・きれいネット

　　　・虫イヤネット

　　　・ペットネット

　　　の３種類があります。

なかでも最近は「虫イヤネット」・「ペットネット」が、若い世代のお客様に人気です。コロナ禍によって、昔に比べると窓を開けて換気する機会が急増しましたが、やはり開けたときに虫が入るのは嫌！という方は多いので需要も多くなりましたね。

　Q : 　「虫イヤネット」はネット（網）に〈薬剤〉が練り込まれていて、虫がネットにとどまりにくい・ということなんですが（虫がとまると薬剤に触れて効果を発揮）、薬剤自体は揮発・蒸発もせず、ニオイもとくに無いとか。

　A：　 はい、その薬剤効果に加えてメッシュ（網目）も２０という細かいタイプなので、ダブルで防虫できる特長があります。

　Q :　虫が苦手な方にとっては嬉しいですね。

　　　ほかにも、何か最近の傾向ってありますでしょうか？

　A：「ペットネット」も人気が上がっています。換気の際にペットが外に出ていかないように網戸を取付ける方も増えるなか、樹脂コーティングされた網なので、ペットが引っ掻いても網目がズレにくく、丈夫であることが好評です。じつは丈夫さで申しますと、ステンレス製のネットが一番ではあるんですが、なにぶんお値段がはりますので、そこまで求める方は少ないですね。

　Q :　なるほど。ちなみに「きれいネット」は、「虫イヤネット」よりもメッシュが細かいんですね？！

　A：  「きれいネット」は糸が細いのでちいさな虫をブロックしつつ、外の景色がすっきりきれいに見えます。さらに、一般的な網戸よりも風通しのよい商品です。

　Q :　ネット（網）の色は、いまブラックが主流ですか？

　A： １０年ほど前からブラックが一般的になってきたかと思います。

　　　室内から外がクリアに見えるという利点がありますので。

　Q :　最後に、網戸を長持ちさせるための方法を教えて頂けますか。

　A：  使用条件にもよりますが、網戸は紫外線をはじめ、雪で壊れたり、劣化してしまうことがとても多いんです。なので可能でしたら、手間はかかると思いますが、冬のあいだは網戸を外して室内に保管しておくことをオススメします。

　Q :  本日はありがとうございました。

　網戸をご検討中の方は、ハウスドクターまでお気軽に

お問合せください。（お見積り無料です！）

それでは便利な網戸で  この夏、皆さまのお部屋に青々とした爽やかな風が吹きわたりますように！